ある人が
「人生の中で最も大切にしていることは家族です。」と答えました。
家族思いの
優しい方だと思うのですが
そもそも
家族って何でしょう?
人類皆兄弟というように
元をたどるとみんな家族です。
でもその人が言う家族は
違うようです。
“血縁関係にある人同士”
“一緒に暮らしている人同士”
のことかもしれません。
一緒に暮らす人が家族だとすると
家族は変化するんですよ。
子どもの頃
親と暮らして子どもとして
親や兄弟が家族です。
大人になると
結婚して
血縁関係にない人がパートナーとなります。
配偶者や子どもが家族です。
子どもが独立すると
配偶者と再び二人暮らしが始まります。
配偶者が家族です。
配偶者が旅立つと
老いた自分1人の暮らしになります。
1人なので家族はいません。
その時代によって
家族は変わっていくものですね。
血縁関係が家族に
縛られないで
ご縁のある人が家族のように
愛をもって接することができれば
こころがもっと豊かになるのかもと思います。
例えば
シェアハウスに住んで
そこにいる人たちが家族
例えば
一緒に働く人たちのことを
仲間であり、家族
そんな風に
考えると
ちょっぴり楽しいのです。
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